台風後の損傷対応ガイド

最終更新日: 2026-08-19

車のキズを補修する整備士

九州の宿命、台風。通過後の板金店は毎年、修理ラッシュになります。損傷ごとの保険の扱いと、混雑期を賢く動くコツを知っておきましょう。

この記事の目次
  1. 損傷タイプ別の保険の扱い
  2. 台風後の正しい動き方
  3. 次の台風への備え

損傷タイプ別の保険の扱い

  • 飛来物の直撃・倒木:車両保険の対象(一般型・エコノミー型とも対象の契約が多い)。自然災害由来は1等級ダウン扱いが一般的で、保険を使う判断のハードルは低め(車両保険の記事
  • 冠水・水没:車両保険の対象。ただしエンジンへの浸水は修理費が跳ね上がり全損判断も。浸水車はエンジンをかけずに保険会社・工場へ連絡が鉄則
  • 強風で飛んだ自分の物が他車を傷つけた:個人賠償責任保険の出番になり得る。逆パターン(他人の物で損傷)は相手特定が難しく、自分の車両保険対応が現実的
  • 地震・噴火・津波由来は通常の車両保険対象外(専用特約の領域)という区別も頭の隅に

台風後の正しい動き方

  • 1. 損傷の写真を撮る:(写真の記事)。周囲の状況(倒木・飛来物)も一緒に
  • 2. 保険会社へ連絡:修理前に。写真とドラレコがあれば手続きが速い
  • 3. 修理ラッシュを見越して早めに予約:台風後の板金店・ガラス店は数週間待ちになる。写真見積もり(記事)で複数店に一斉相談が混雑期の最適解
  • 4. 応急処置:ガラス割れの雨養生(ビニール+テープ)、傷の防錆(タッチアップ)で、順番待ちの間の悪化を防ぐ
  • 塩を含んだ雨・飛沫を浴びた後は水洗いも忘れずに(塩害の記事

次の台風への備え

  • 駐車位置の点検:飛来物リスク(隣家のトタン・看板・木)と冠水リスク(低地・アンダーパス近く)を平時に評価。台風時だけ立体駐車場へ避難させる人も増えている
  • ボディカバーは強風時は逆効果のことも:バタつきによる擦り傷リスク。使うなら確実な固定を(ボディカバーの是非の記事で詳述予定)
  • 保険の確認:車両保険の有無・型・免責を台風シーズン前に確認。「入っていれば使えた」が一番悔しいパターン

台風は避けられませんが、損害の後始末は準備で軽くできます。シーズン前のこの記事の見直しを、毎年の習慣にどうぞ。

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