リアフィルムと車検の正しい知識

最終更新日: 2026-08-19

「スモークは車検に通らない」という不安の9割は誤解です。規制の対象はフロント3面だけ。ただし「後ろは何でもOK」にも小さな例外があります。正確に整理しましょう。

この記事の目次
  1. 原則:リアまわりに透過率規制はない
  2. 例外的に注意するケース
  3. 実用上のアドバイス

原則:リアまわりに透過率規制はない

  • 可視光線透過率70%以上のルールが適用されるのは、フロントガラスと運転席・助手席の側面ガラスのみ透過率の記事
  • 後席側面・リアガラスには透過率の規制がない。真っ黒(透過率1%級)でも、この点では車検に通る
  • 「リアのスモークで車検に落ちた」という話の多くは、別の理由(後述)か、フロントまわりへの施工の混同

例外的に注意するケース

  • ミラー要件との関係:後方視界はルームミラーとサイドミラーで確保する建て付け。サイドミラーが正常なら、リアが濃くても保安基準上は問題ないのが原則。ただしミラーの破損・脱落があると話が変わる
  • ハイマウントストップランプ:リアガラス内側に灯火がある車で、フィルムが灯火を覆う場合の扱いは注意点になり得る。灯火部をくり抜くのが一般的な施工
  • 検査員の裁量・状態の問題:気泡だらけ・剥がれかけのフィルムは、視界不良・整備不良として指摘される可能性がある(劣化の記事)。「規制がない」=「ボロボロでもいい」ではない

実用上のアドバイス

  • 車検より夜間の実用を基準に濃度を選ぶ:規制がないぶん、自分の夜の視界が唯一の制約(夜間視界の記事濃度の記事
  • 車検時に聞かれたら:リア5面の施工は堂々と申告してよい。フロント3面に貼っている場合だけ、透過率の記録(施工店の測定値)があると話が早い(フロントの記事
  • ディーラー入庫時の扱い:車検は通っても、一部ディーラーは施工車の入庫・作業に独自ルールを持つことがある。付き合いのある店に確認を

正しい知識があれば、リアのフィルムは安心して楽しめる装備です。不安をあおる情報に惑わされず、事実ベースで選んでください。

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