撥水・親水・滑水の選び方
コーティング選びで意外と重要なのが水弾きのタイプです。「弾けば弾くほど良い」と思われがちですが、青空駐車の車ではむしろ逆のことも。それぞれの性質と向き不向きを整理します。
この記事の目次
3タイプの性質
- 撥水:水玉がコロコロと転がる。見た目に効果が分かりやすく爽快。ただし残った水玉がレンズになり、直射日光下で雨染み(ウォータースポット)の原因になることがある
- 親水:水が膜状に広がって流れ落ちる。水玉が残りにくく雨染みに強い。見た目の「効いてる感」は薄い
- 滑水(疎水):中間タイプ。水玉がまとまって滑り落ちる。撥水の爽快感と親水の防汚性のバランス型
効果の優劣ではなく性質の違いなので、使い方に合わせて選ぶのが正解です。
駐車環境と洗車頻度で選ぶ
選び方の目安はシンプルです。
- 青空駐車+洗車は月1回以下:親水か滑水。雨染みのリスクを下げるのが最優先
- 屋根付き駐車 or 洗車が趣味:撥水でOK。雨のたびに拭ける環境なら撥水の気持ちよさを楽しめる
- 濃色車で青空駐車:親水寄りが安全。黒・紺は雨染みがもっとも目立つ色
- 迷ったら:滑水。近年の主流はこのバランス型に寄ってきている
施工店では車の色・保管環境を聞いたうえで提案してくれます。「撥水がいい」と決め打ちせず、環境を伝えて相談するのがおすすめです。
水弾きと寿命の関係
知っておきたいのは、水弾きの変化は被膜の寿命より早いということです。
- 撥水タイプの水弾きが弱くなっても、被膜の保護機能は残っていることが多い
- 表面に汚れの膜がかぶって弾きが落ちているだけなら、メンテナンスクリーナーで回復する
- 撥水の劣化を「寿命」と誤解して早めに再施工するより、まずメンテナンスで様子を見るのが経済的
水弾きはコーティングの「見えるバロメーター」ですが、それがすべてではありません。判断に迷ったら施工店で被膜チェックをしてもらいましょう。
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