修理保証の中身と使い方

最終更新日: 2026-08-18

車のキズを補修する整備士

塗装は職人仕事。だからこそ、まれに不具合も起きます。そのときに泣き寝入りしないための「保証の知識」と「上手な伝え方」をまとめました。

この記事の目次
  1. 保証の一般的な範囲
  2. 引き渡し時のチェックが最大の防御
  3. 不満があるときの伝え方

保証の一般的な範囲

  • 対象になりやすい:塗装の剥がれ・浮き、明らかな色ムラ・肌の不良、ゴミ噛み(塗膜中の異物)、施工起因の不具合
  • 期間:1〜3年の保証を明示する店が多い。書面がなくても、施工起因の不具合には応じるのがまっとうな店の標準対応
  • 対象外が一般的:飛び石など新たな外的損傷、経年の自然劣化、他店・自分での手直し後、極端な環境(薬品・長期屋外放置)による劣化

依頼時に「保証はありますか。書面でもらえますか」と確認するだけで、店の姿勢が測れます。

引き渡し時のチェックが最大の防御

不具合の多くは、引き渡し時に見つけられます。受け取りの5分でここを見てください。

  • 明るい場所で色味を見る:屋内照明だけでなく、できれば屋外の自然光で隣接パネルとの色を比較
  • 映り込みで肌を見る:蛍光灯や空の映り込みが波打っていないか(塗装肌の乱れ)
  • 境目を見る:マスキング際のライン、ぼかし部の馴染み
  • 触って確認:ザラつき(ゴミ噛み)は指先で分かる
  • その場で気づいたことは、その場で言う。後日の申し出より圧倒的に話が早い

不満があるときの伝え方

  • 感情でなく現象を伝える:「ここの色が隣と違って見える」「この部分に粒がある」。写真を撮って具体的に
  • 直してほしい範囲を明確に:全部やり直しか、気になる箇所の手直しか。要求が明確なほど店も動きやすい
  • 施工起因かどうかは冷静に切り分ける:納車後についた飛び石まで保証を求めると話がこじれる。逆に、施工起因が明らかなら遠慮はいらない
  • 誠実な店は手直しに応じる。応じない・連絡がつかない場合は、支払い方法(カード会社への相談)や消費生活センターという段階もあるが、そこまで行くケースはまれ

結局のところ、保証を語れる店・引き渡しの確認に付き合ってくれる店を最初に選ぶのが最大の予防です(依頼先比較の記事)。

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